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幕の内弁当基礎知識

ご飯は、一般に白飯ですが、炊き込みご飯・まぜご飯などを使ったものを幕の内弁当に分類するかどうかについては説が分かれます。
ご飯は、俵型のおにぎりが並べて詰められ胡麻(主に黒胡麻)を散らしたものが本来の幕の内とされています。
これは握り飯の名残であるといわれています。
ただし現在では、実際に個別のおにぎりが詰められている場合は少なく、型押しをして俵型に見せていることがほとんどで、白飯の上に黒胡麻や海苔や佃煮などを散らしたものであったりします。

おかずは、汁気のないものを少しづついろいろ詰め合わせるのが一般的です。
特に焼き魚・玉子焼き・蒲鉾(この3つを総称して幕の内弁当三種の神器とも)揚げ物・漬物・煮物は大半の幕の内弁当に入れられており、幕の内弁当の代表的なおかずであるといえます。
またハンバーグやオムレツ、ソーセージなどを織り込んだものは洋風幕の内と呼称されることが多いです。
特徴のある地方色の強い料理や豪華な料理をおかずとして盛る場合には、その特徴のある料理の名などを冠して「○○弁当」などと呼ばれることが多いです、それらの中にも実態としては幕の内弁当に分類できるものも珍しくありません。

幕の内弁当の歴史:

白飯と副食という組み合わせの、単なるおにぎりなどと比べると手のこんだ弁当が「幕の内弁当」と呼ばれるようになったのは、江戸時代中期とされています。
料亭などの原型が成立し弁当をこの頃から製造販売するようにもなりました。
それらは芝居などの観客にも向けられ、芝居茶屋などと呼ばれる専門的な料理店も出現してきます。

それらの弁当は、芝居の幕間(まくあい)・幕の内に食べるものとされたため、いつしか「幕の内弁当」と呼ばれるようになりました(平行して相撲の観客に対しても相撲茶屋が同様の弁当を供し、そこから幕内力士のように相撲の世界にも幕の内という言葉が持ち込まれた。ただしこの説には異論もある)。
容器は、現在のものに類似した使い捨てのできる経木の折詰もありましたが、重箱などを使用することが多かったといわれております。

明治以降になってからは、幕の内弁当は駅弁の様式のひとつとして広まりました。
駅弁としての弁当は、容器の回収ができないことから、使い捨ての経木の折詰に盛るという方法が一気に広まったとされております。
ただし一般人のあいだでは、あくまで「幕の内(弁当)とは俵型の御飯を詰めたスタイルの弁当のこと」との認識から、同スタイルの駅弁ではともかく、特に「幕の内弁当」とは呼ばれず「御弁当」と呼ばれていたようです。

駅弁は、20世紀末期から地方色が強いイメージになってゆきますが、コンビニエンスストアなどで弁当が売られるようになり、現在もその中で幕の内弁当は弁当としての定番的存在となっていることは、言うまでもありません。
幕の内弁当は、地味ではありますが、弁当界の本流として、現在も生き続けておりますね。

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